流行り目・プール熱に注意！

まつげエクステを付けるときはもちろん目の状態が良好でなければいけません

今日は夏にかかりやすい眼の感染病をご紹介します


この時期になるとよく聞く、はやり目・プール熱をみなさんご存知ですか

プール熱とは??

プール熱というのは俗称で、正式には咽頭結膜熱といいます

プール熱とはアデノウイルス３型・７型が原因で、潜伏期間は約３～４日ほどで、症状としては結膜炎・咽頭炎・急な発熱を主とし、眼痛、流涙、咽頭痛、頭痛、食欲不振なども起こしやすい傾向があります

５歳以下の乳幼児が６割で子供に多い病気であり、時期的には名前の通り夏場の７～８月がピークです

消毒が不十分なプールなどでもらいやすいですが、アデノウイルス７型によるものは高齢者などにもかかりますが、通常の大人には免疫力があるためかかりにくいとされています

また学校保健安全法の第２種学校感染症に指定されており、症状が消えた後、２日は登校停止です


はやり目とは??

はやり目(流行性角結膜炎)とはアデノウイルス８，１９，３７型が原因で、潜伏期間は約１週間程です

症状としては、結膜の著しい充血、めやに、流涙、耳前リンパ節の腫脹などで人の多いところに出かけたり、不衛生な状況が続いたりするともらいやすいです

１～５歳を中心とする小児に多いですが、成人を含む幅広い年齢層にかかると言われています

治療には２～４週間かかり、視力障害も起こしやすいので注意が必要です

学校保健安全法の第３種学校感染症に指定されており、感染の恐れがなくなるまで登校禁止です

はやり目はほとんどが接触感染です

感染者の眼→感染者の手→感染者が触った物→別の人の手→その人の眼、と言う具合で爆発的に広がってしまうのです


原因となるアデノウイルスの伝染力は、とても強力だと考えられているので、学校などで起きるとすぐに流行してしまいます




では流行り目とプール熱はどうしたら予防できるのでしょうか

この続きは明日のブログで書きますね