夏に流行しやすい目の感染症
夏に流行る『プール熱』や『流行り目』って
ご存知ですか?
マツエクをする際は目元の状態が
良好でなければいけません。
今日は夏にかかりやすい
眼の感染病をご紹介します
プール熱とは?
プール熱とは、医学的には
「咽頭結膜熱」といいます。
プールにはいると感染しやすいため、
「プール熱」と呼ばれるようになりました。
しかしプールだけが感染源となるわけではなく、
いわゆる風邪と同じ飛沫感染や接触感染なので、
保育園や幼稚園、学校、老人施設など集団が
集まる環境で流行しやすい病気です。
原因となる病原体は、アデノウイルスです。
通常は、6月頃から徐々に増加しはじめ、
7~8月頃にピークになり、10月頃まで
流行が見られます。
ただし、アデノウイルスは1年中活動しており、
夏以外にも流行することがあります。
主な症状として、主な症状は、結膜炎、
咽頭痛、発熱の3つです。
結膜炎に伴って、充血、目の痛み、
かゆみ、目やに、まぶしくなったり
涙が止まらなくなったりします。
予防としてアデノウイルスは、
感染力が非常に強く、手指や飛沫を介して
感染するので、手洗い・手指消毒やうがい、
身の回りの消毒を行うことが大切です
はやり目とは??
はやり目(流行性角結膜炎)とは
アデノウイルス8,19,37型が原因で、
潜伏期間は約1週間程です
目やにが多くでたり、充血したりしますが、
症状が重い場合は黒目(角膜)に傷がつき、
傷跡が残る角膜混濁になったり、
まぶたの裏側に炎症の白い膜(偽膜)が
できることがあります。
不衛生な状況が続いたりすると、
もらいやすいです
また、プール熱もアデノウイルスですが
違いとしてまぶたの裏のブツブツ、充血、
起床時に目が開かないほどに目やにが
でるなどの症状があります。
感染してから1、2週間で発症します。
1~5歳を中心とする小児に多いですが、
成人を含む幅広い年齢層に
かかると言われています
治療には2~4週間かかり、視力障害も
起こしやすいので注意が必要です
学校保健安全法の第3種学校感染症に
指定されており、感染の恐れが
なくなるまで登校禁止です
はやり目はほとんどが接触感染です
感染者の眼→感染者の手→
感染者が触った物→別の人の手→
その人の眼、と言う具合で
爆発的に広がってしまうのです
原因となるアデノウイルスの伝染力は、
とても強力だと考えられているので、
学校などで起きるとすぐに流行してしまいます
はやり目の予防法としては、タオルなど
肌に触れるものは共有しないことと、
ドアノブやパソコンのキーボードなど
触らないといけないものに関しては
触ったら目元を触らないことと
手を良く洗うことです
夏は感染症が増える時期です。
意外と防ぐ方法は意外と簡単なので
こまめに手を洗って防ぎましょう
Posted on: 2017年7月21日, by : GLAMOROUS 横浜関内店